文京区には、「『文の京』自治基本条例」があります。
この条例は平成17(2005)年4月に施行されましたから、13年以上経つわけですが、どれだけの区民がこれを読んだことがあるでしょうか。
区民のみならず、区職員のみなさんの中で、何人がこの条例を〝座右の条例〟として手元に置き、ことあるごとにここで謳われている理念や精神に立ち返っているでしょうか。
私たち区民は、区長ならびに区職員の方々に伺いたいと思います。
「文京区に真の意味での『協働・協治』が根付いていると思いますか?」
「みなさんは全身全霊で、文京区に真の意味での『協働・協治』を実現し、根付かせるための最大限の努力を傾けてきましたか?」
「みなさんは心に一点の曇りもなく、常に『協働・協治』の理念と精神に基づいて仕事をしてきたと胸を張れますか?」と…。
もし、真の意味で実現していない、あるいは根付いていないとするなら、その原因はどこにあるのでしょうか。
13年も経つのに、どうして実現しない、あるいは根付かないのでしょうか。
このまま〝有名無実〟な条例として(少なくとも私たちにはそう映ります…)、そのままにしていくつもりでしょうか。
区民ひとりひとりが考えなければなりませんが、区長と区職員のみなさんご自身にも真剣に考えて頂きたい と思っています。
それが真の意味での「協働・協治」のはじめの一歩であり、私たち区民の切なる願いです。
(2018年8月25日)